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Molecular Imaging + plus
English text is shown at the bottom of the page.

このたび、第18回日本分子イメージング学会総会・学術集会の大会長を拝命し、2024年5月23日(木)、24日(金)の2日間にわたって開催することとなりました。COVID-19は今なお変異しながら流行を繰り返していますが、少なくとも「行動を自粛せざるを得ない状況」は終わりつつあり、時代はポストコロナに移行しています。今回の大会が、対面を中心に実施できますことを、心から嬉しく思います。
東京・お台場で開催される学術集会のテーマは「分子イメージング + plus」としました。
私は、今後の分子イメージングの発展のキーワードは、「拡張」だと考えます。これは単一モダリティが、過去に辿ってきた直線的な成長に加えて、他の技術分野の要素を取り込んで自らを「拡張」し、想定されていない学術領域に越境して、守備範囲を「拡張」することを指します。単一分野の成長は止まる日があっても、成長分野に拡張することで、その成長は持続的なものとなります。分子イメージングの持つ柔軟性は、それが実現できる潜在性を有していることを私は疑いません。
今回、「分子イメージングの異分野への拡張・応用」、そして「異分野の要素技術やニーズによる分子イメージングの発展」という 、双方向性の「プラス」を目指した講演・シンポジウムを組みました。次回の学術集会の特徴を簡単にご紹介させていただきます。
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